ステロイド剤の使い方
薬と言えば、何といってもステロイドだ。
今まで行った病院は2件、両方とも近所の皮膚科だが、どちらでも弱いステロイド剤(ロコイド軟膏)が出て、
「一日1回塗るように」といわれた。
但し、今回は「強いステロイド」「目の周り用、弱いステロイド剤」も出た。
それだけ今回は、腫れが酷かったのだ。
もともと薬の副作用が出やすい体質のようで、過去に飲み薬の副作用でひどい目にあったこともある。なのでステロイドでもなんでもそうだが、基本は「薬は最小限度しか使わない」を守って生きてきている。
だいたいよっぽどひどくならない限り病院には行かないのだが、行くと決まってステロイド剤が出る。だから塗るのはいつも症状が酷い時だ。
今回はあんなに酷かったのに、強いステロイド剤は一回も使わなかった。弱いステロイド剤の方を、顔と首の酷いところに恐る恐る塗ると、2日くらいでかなりきれいになった。
完全に治らなくても、半分以上腫れが引けば塗るのをやめる。長くて4日以上は続けて塗ったことはない。
たぶん薬が効きすぎる体質なのだ。だから少量でいいという自己判断。
ステロイドは集中的にたっぷり塗ってきっちり治す、という医者もいるようだが、最小限度しか塗らないというこのペースで今まで完治してきているから、いいと思う。
ステロイド剤は消炎剤だそうで、即効性があるようだが、
塗ってきれいになっても、体調が落ちたままだとかならずまた腫れてくる。それも今までよりももっと症状が酷くなるような気がする。
ステロイド剤を塗って一時的にきれいになったあとの腫れの再発は、皮膚のカサカサ着が付いてくる。それで症状が酷いように思えるのだ。
「どんな薬でも副作用はある」と、近所の医者が言っていた。人によって違うところかもしれないが、自分にとってステロイド剤の副作用は、皮膚のカサカサだと思う。
体調が回復しているときでも、塗ってきれいになって2週間くらいすると皮膚のカサカサが出る。その場合は皮膚表面だけの症状で、たいして痒くない。それが剥がれ落ちれば完全に治る。
体調が回復していないと、皮膚のカサカサ付きの腫れが再発し、非常に痒い。もっと酷くなった気になる。
体調が回復しているときと、そうでないときの差を心得ておくことが、自分にとって大事だ。
自分にとって弱いステロイド(ロコイド軟膏)は、
・腫れを抑える薬(根本的な治療ではない)
・塗り終わってきれいになった後、2週間くらいで副作用(肌のカサカサ)が出る
・腫れがどうしようもなく酷くなったときのみ塗る
・4日以上は続けて塗らない
以上のように認識している。弱いステロイド以外の薬は使ったことがないし、4日以上は続けて塗ったことがない。
自分の経験している範囲のことしかわからないが、以上のように使っている。